再発させない虫歯治療をあなたに
虫歯の再発を防ぐために重要な事
なならの丘デンタルクリニックでは、虫歯の再発(「二次カリエス」と言います)を防ぐため、これらの取り組みを行っています。
歯ぐきの炎症を抑えること
治療する歯の周りの歯ぐきに炎症があると、後に行う型取りや形成をうまく進められず、精度のいい治療はできません。ブラッシング指導を受けて歯みがきの仕方を見直し、クリーニングを受けるのがお勧めです。
歯の削り方にも注意し、精密な型どりを行うこと
精密な形成(歯を削ること)のために高倍率の拡大鏡を使用します。型取りは変形を少なく抑えるため、最も精密なシリコーン印象材を使用します。
精度の高い被せ物を作製します
虫歯の再発を防止するためには、かぶせ物とご自身の歯の間に「すき間」や「段差」がないことが理想的です。また、被せ物を長持ちさせるには、被せ物が周りの歯や顎の動きの妨げにならないこと、噛みあわせのバランスが取れていることが重要です。
被せ物の精度は、歯科技工士の技術によって変わります。なならの丘デンタルクリニックでは、被せ物の種類に合わせ最も適した、精密なものを作ることが出来る技工所と連携しております。
アフターフォローが万全であること
上記をクリアできれば、ほぼパーフェクトな被せ物ができます。あとは維持管理を続けていくことが重要です。
完璧な被せ物を施したら、メンテナンス(日々のお手入れ)に力を入れていきましょう。
具体的な治療の流れ(大きなかぶせ物治療の一例)
- 虫歯を除去。仮歯を作成。
- 仮歯に痛みがないことを確認し、クリーニングを実施。歯ぐきの炎症を除去。
- 高倍率の拡大鏡を使用して、肉眼では確認できない所も精密に形成。
- 変形率が低い精密なシリコーンを使用して型取り。
- 歯科技工士と連携して精密な被せ物を作成。
- 被せ物を調整。試しながら噛みあわせを合わせる。
- 被せ物をセット。
- 3か月~半年に一度、衛生士のブラッシング指導を受け、歯みがきを実践する。